フリーランスは前記でも書いた通り企業に属さない職業です。
そこで先ず知っておきたいことは正社員との形態が変わってくることです。
特に国民健康保険、厚生年金、市税は今までは会社の人事の方に任せて
調整していました。でもフリーランスともなると全て自分で行っていかなくてはなりません。
これらの料金は全て毎年3月に行われる確定申告で申告した年間所得によって
支払わなければならない金額決まってきます。
先ずは自分の財産がどれ位有り、フリーランスになった場合、諸経費、諸費用が
どれだけ掛かるかシミュレートしてみるのも良いでしょう。
国民健康保険、厚生年金、市税、確定申告については以下のコーナーで
詳しく説明します。
・国民健康保険とは?
・厚生年金とは?
・市民税とは?
・確定申告とは?
当該、上記支払いに加えて考慮していかなければならないのが
衣食住にかかる経費です。
「衣」に関して言えば、現場で作業する服装と実際に要件定義や基本設計等で
御客先へ出向く場合の着こなし方があると思います。
最近ではクールビズ化して、各職場でもカジュアルウェアーが推奨されていますね。
でもカジュアルウェアーと言ってもTシャツやサンダルはNG言った職場もありますし、
服装等の着こなしには注意が必要だと思います。
「食」に関して言えば、毎日コンビニ食は飽きてしまうし、
体の栄養を考えると自炊(作りだめ)等がお勧めです。
私の妻も平日の料理の時間を削減すべく、週末になると良く弁当や夕食のおかずを
料理している光景を見ますね(笑)
「住」に関して言えば、私の場合、月収の3分の1が目安の費用と考えています。
それ以上の住居で考えるとその他に掛かる費用を削らなくてはならなくなるためです。
まずはフリーランス業が軌道に乗るまでは一人暮らしならば
1K又は1DKのマンション、アパートに住むことをお勧めします。
【国民健康保険とは】
国民健康保険は、自営業者、フリーランス等であって、
被用者保険(健康保険等)に加入していない者が加入する医療保険です。
一般に正社員や契約社員などが会社組織に属し、その際に社会保険等に加入するのが基本、
それに属さない方は国民健康保険に加入しなければなりません。
国民健康保険に加入していないと医療費等の自己負担分は全額支払う事となります。
加入することでその負担額は軽減され
一般的には加入された方は3割負担と言われています。
日本は「国民皆保険制度(こくみんかいほけん)」に従うというのが一般的です。
具体的には、「何らかの保険に必ず入らなければならない」ということです。
すべての国民が何らかの医療保険制度に加入する必要があるという事です。
加入することで病気や怪我などの場合に適切な医療給付が受けられることができるのです。
※但し、保険適用外を除く
国民健康保険に関しましてはこちらに更に詳しく書いていますので参考にしてください
⇒https://www.sha-ho.com/811281
【厚生年金とは】
日本の年金制度は大きく分けて2つ。
一つは20歳以上〜60歳未満の全ての国民が加入している国民年金です。
一方、厚生年金は、国民年金に上乗せされて支払われる年金です。
つまり、厚生年金に加入していれば基本よりも多くの年金が受け取れます。
厚生年金は会社に勤務する人であれば基本的に加入しているのが一般的でしょう。
先日、筆者にも現在の年金支払い状況から将来どの位年金が支払われるのかという通知が
郵送で届きました。満65歳~受給できる年金は生活の一部となる重要な資金です。
支払っておくのが無難でしょう。
厚生年金に関しましてはこちらに更に詳しく書いていますので参考にしてください
⇒https://www.job-terminal.com/features/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91/